「オーガニックフラワー説明会&見学会」レポート その2

二日目の15日は、オーガニックフラワー栽培圃場の現地見学会が実施されました。

日本オーガニックフラワー協会の橋本力男理事長の指導のもと、2016年4月よりオーガニックフラワーの栽培を始めた埼玉県比企郡小川町の農園「Love the Farm」を見学しました。

現地見学に先だって講習会が行われました。

初めに「オーガニックフラワーショップわなびや」の古庄佳苗さんが、これまでの取り組みや農家さんとの関わりの中で気づいたことを説明しました。オーガニックフラワーならではの特徴や扱い方、花屋の立場から栽培してほしい花の品種や季節などについて話しました。

次に橋本理事長が、既存の土地を有機花栽培の畑に転換する方法を説明しました。水田や野菜畑、造成地などそれぞれの特徴と対応方法、花を育てる上で大切なことなどについて話しました。

「Love the Farm」代表の高橋愛さんが、オーガニックフラワーの栽培を始めたきっかけやこれまでの経緯を説明しました。

その後、参加者は移動して圃場を見学しました。

「Love the Farm」では、耕作放棄地だった畑など4カ所でオーガニックフラワーを栽培しています。それぞれの土地の状態や日照時間などの特性に合わせて、栽培する植物を選んだり、栽培方法を変えたりして、テーマを決めて管理しています。

参加者は、橋本理事長や高橋代表の説明に熱心に耳を傾け、活発な質疑応答や意見交換が行われました。
また、オーガニックフラワーという共通の興味関心のある参加者同士、畑で日本タンポポを見つけて盛り上がったり、野草の効能や花の種子や育苗など様々な話題が広がり、連絡先を交換したりする光景が見られました。

天候にも恵まれ、参加者同士の交流も深まり、オーガニックフラワー普及の第1歩として、有意義な一日となりました。


 

関連記事:「オーガニックフラワー説明会&見学会」レポート その1

日本オーガニックフラワー協会
オーガニックフラワーショップ わなびや

「Love the Farm」
http://lovethefarm.jp